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更新日:2017年9月11日
南海トラフ地震の発生時における石油コンビナート等特別防災区域内の火災等の災害を想定し、初動対応及び被害の拡大防止並びに関西電力(株)赤穂発電所と赤穂警察との連携体制の構築を目的に訓練を実施しました。
1.訓練日時
平成29年8月30日(水曜日)10時00分から11時30分
2.訓練場所
関西電力赤穂発電所LNGサテライト基地周辺
3.訓練想定
「南海トラフ地震(赤穂市震度5弱)が発生し、所員が行方不明。また地震によりLNGサテライト設備からガス漏れが発生。その後の余震発生により火災が発生した。」との想定で訓練を実施しました。
ポンプ隊が関西電力赤穂発電所の守衛所で情報を収集しています
関西電力現地本部に先着ポンプ隊の小隊長が各関係機関から状況を確認しています
先着ポンプ隊からの要請により消防指揮隊が出動
余震が発生し漏れたガスに引火する恐れがあるため消防隊が出動
到着した消防隊が消火栓に部署し放水準備をしています
消防本部と関西電力自衛消防隊による一斉放水の様子
訓練講評の様子
今回の訓練では、漏れた天然ガスに引火し火災が発生したとのことで、事業所から災害発生場所、状況等確実な情報提供があり、事業所の職員による通報・負傷者の捜索、自衛消防隊による放水等の初動体制が迅速に行われました。今後も消防本部では事業所と積極的に訓練を実施し連携強化を図り、安全・安心なまちづくりに努めてまいります。
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