ここから本文です。
更新日:2021年4月1日
令和3年度当初予算の編成にあたっては、「自然と歴史に育まれ笑顔と希望あふれる活力のあるまち」の実現に向けた施策を総合的かつ計画的に推進し、未来への投資が実りあるものとなるよう限られた財源の重点的・効率的配分に努めました。
本市の財政状況は、歳入面において、臨時財政対策債を含めた実質的な地方交付税総額が増加するものの、固定資産税の評価替えや感染症拡大の影響による市税収入等の減少が見込まれる一方で、歳出面においては、社会保障関係費のほか、公債費が増加し高い水準で推移するのに加え、中学校大規模改造工事の実施、さらには土地区画整理事業などの継続事業の着実な推進を図る必要があることから、引き続き基金を取り崩さざるを得ない厳しい財政環境に置かれています。
このような状況の中、経費の節減・合理化を図り、個々の事業における緊急性や費用対効果を精査するとともに、赤穂ふるさとづくり寄付金をはじめ、ネーミングライツの導入など積極的な歳入の確保に努めながら、市民に寄り添った施策の実施に取り組み、笑顔と希望にあふれた魅力あるまちづくりを推し進めるための予算編成としました。
当初の予算規模は、一般会計では、22,260百万円、対前年度比4.6%の増で、特殊要因である借換債を除くと、対前年度比0.1%の減となりました。
また、一般会計に特別会計を加えた普通会計では、33,148百万円、対前年度比2.0%増、企業会計を加えた全会計では、53,513百万円、対前年度比3.6%増となりました。
令和3年度予算に盛り込んだ主な施策を、2030赤穂市総合計画における市政の4つの柱である「誰もが健やかに暮らせる安心と安全のまちづくり」「自然環境と都市環境とが調和した住みやすいまちづくり」「産業と地域資源を活かした魅力あふれるまちづくり」「歴史と文化が息づく人とコミュニティを育むまちづくり」に分けて整理すると、以下のとおりです。(主に新規・拡充事業を集計しています。)
地域福祉推進事業20,115千円
子ども・子育て支援事業156,662千円
障がい者支援事業72,024千円
高齢者支援事業41,914千円
社会保障推進事業2,957千円
健康づくり推進事業145,671千円
地域医療対策事業2,273,511千円
防災・強靭化対策事業73,760千円
消防・救急対策事業164,056千円
生活安全対策事業36,720千円
土地利用促進事業19,700千円
道路網構築・公共交通促進事業445,860千円
都市環境整備事業58,000千円
自然・生活環境保全事業1,448,264千円
住環境整備事業312,240千円
農業・漁業活性化事業119,710千円
産業振興・就労環境整備事業523,970千円
観光振興事業82,531千円
地域間交流推進事業25,795千円
移住・定住促進事業17,140千円
教育環境整備事業454,321千円
青少年育成推進事業1,335千円
生涯学習・スポーツ推進事業43,286千円
人権啓発・男女共同参画推進事業5,584千円
歴史文化・文化芸術活動振興事業172,950千円
コミュニティ活動活性化事業35,260千円
行財政運営事業243,516千円
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
お問い合わせ