ここから本文です。
更新日:2025年11月1日
令和6年度の市の財政状況は、歳入において、大型投資事業の実施等に伴う市債の大幅な増や、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金をはじめとする国庫支出金の増に加え、財源対策として財政調整基金からの繰り入れを行ったことなどにより、歳入総額は増となりました。
一方歳出は、ごみ処理施設整備事業等、大型事業の進捗に伴い投資的経費が大幅に増となったほか、病院事業会計繰出金の拡充による補助費等の増や、会計年度任用職員に対する勤勉手当の導入、人事院勧告に準じた給与改定等に伴う人件費の増などにより、歳出総額は増となりました。
また、財政構造の健全化を図るため、経費の一層の節減合理化を行うなど、簡素でより効率的な行財政運営に努めるとともに、「第9次赤穂市行政改革大綱【集中改革プラン】」に基づき、中長期的な視点に立った取組を行いました。
一般会計の決算収支は、歳入が275億7,326万円、歳出が273億2,557万円で、歳入・歳出の差額から翌年度に繰り越すこととなった財源を差し引いた実質収支は8,645万円となりました。
市の財政の状態を分析するうえで用いられる指数及び比率には、次のようなものがあります。
住みよいまちづくりを進めるために、道路や公園などの生活環境施設や、学校などの教育施設を積極的に整備していますが、単年度の市税等だけでは、これらの財源をまかないきれません。また、これらの事業効果は後年度にも及ぶものであり、後年度の世代との負担を均等にすることからも、必要な財源の一部を市債として借り入れ、後年度に市税等で償還(返済)しています。一般会計の状況は以下のとおりです。
(単位:千円)
| 5年度末現在高 | 6年度中増減 | 6年度末現在高 | |
|---|---|---|---|
| 市債借入額 | 元金償還額 | ||
| 26,934,937 | 5,024,693 | 3,656,415 | 28,303,215 |
事業の推進、財源調達のために必要な資金を積立てて運用する基金等の状況は、次のとおりです。
債務負担行為とは、後年度において支出の義務を負う行為、例えば数年度にわたる工事を一括して契約することです。令和6年度末の状況は、次のとおりです。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
お問い合わせ