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更新日:2022年10月3日
お知らせ
食品ロスとは、本来食べられるにも関わらず捨てられてしまう食べ物のことです。
日本では平成30年度に、約600万トンの食品ロス(事業者から約324万トン、家庭から約276万トン)が発生したと推計されています。(農林水産省および環境省「平成30年度推計値」)
国民一人当たりの食品ロス量を試算すると、「お茶碗1杯分(約130グラム)の食べ物」が毎日捨てられている計算となります。
令和元年5月に成立した「食品ロスの削減の推進に関する法律」(食品ロス削減推進法)により、食品ロスの削減に関する理解と関心を深めるため、10月は「食品ロス削減月間」となりました。
播磨圏域連携中枢都市圏では食品ロス削減月間を中心に、食品ロスもったいない運動を行っています。
家庭で発生する食品ロスは、大きく3つに分類されます。
食品の表示期限には、「消費期限」と「賞味期限」の2種類があります。
いずれも未開封の状態で、表示されている保存方法で保存した場合の期限が表示されています。
賞味期限を過ぎてもすぐに廃棄せず、まだ食べられるかどうか判断することも大切です。
(一度開封した食品は、表示されている期限にかかわらず、早めに食べるようにしましょう。)
「手前どり」とは、商品棚の手前にある商品や値引き商品など、販売期限が短い商品を積極的に選ぶ購買行動です。
商品棚の奥から商品を取ると、販売期限が短い手前の商品が残り続け、期限を過ぎて廃棄されることとなり、食品ロスを発生させてしまいますが、商品を「手前どり」することにより、事業系食品ロスを減らすことができます。
買い物の際、すぐに食べるのなら手前から商品を取るように心がけましょう。
また、播磨圏域連携中枢都市圏では小売店用の「手前どり」啓発レールPOPを作成しています。ご利用を希望される方は環境課までご相談ください。
10月1日に開催した赤穂こどもエコクラブにおいて食品ロスについて学習しました。食品ロス発生の理由などを知ることで、食品ロスの削減に向けてどんなことに取り組むことができるのかを考えました。こどもたちからは「食べ物を残さず食べたい、食べ残しゼロ!」などの意見がありました。
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