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更新日:2026年3月12日

RSウイルス感染症に対する母子免疫ワクチン定期接種

RSウイルス感染症に対する母子免疫ワクチン接種

RSウイルスワクチン接種が令和8年4月1日より予防接種法に基づく定期接種となります。

RSウイルス感染症とは

RSウイルス感染症とはRSウイルスは特に小児や高齢者に呼吸器症状を引き起こすウイルスで、2歳までにほぼ全ての乳幼児がRSウイルスに少なくとも1度は感染するとされています。

感染すると発熱、鼻水、咳などの症状が出現し、初めて感染した乳幼児の約7割は軽症で数日のうちに軽快しますが、約3割では咳が悪化し、重症化することがあります。

2010年代には、年間12万人~18万人の2歳未満の乳幼児がRSウイルス感染症と診断され、3万人~5万人が入院を要したとされています。

対象者

接種時点で、妊娠28週0日から36週6日までの妊婦

過去の妊娠時に組換えRSウイルスワクチン(母子免疫ワクチン)を接種したことのある妊婦も対象となります。

ワクチンについて(母子免疫ワクチン)

妊婦が、母子免疫ワクチンを接種すると、母体内で作られた抗体が胎盤を通じて胎児に移行し、生まれた乳児が出生時から病原体に対する予防効果を得ることができます。

接種後14日以内に出生した乳児における有効性は確立していないことから、妊娠38週6日までに出産を予定している場合は医師にご相談ください。

ワクチンの種類 組換えRSウイルスワクチン(商品名アブリスボ)
接種回数 妊娠28週から36週6日までの間に1回接種(妊娠ごとに1回)
接種に注意が必要な人
  • 接種によって妊娠高血圧症候群の発症リスクが上がるという報告もあるため、妊娠高血圧症候群の発症リスクが高いと医師に判断された人や、今までに妊娠高血圧症候群と診断された人
  • 筋肉内に接種をするため、血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている人
  • その他、明らかな発熱を呈している人、重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな人、組換えRSウイルスワクチン(商品名アブリスボ)の成分によってアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな方等は接種できません。また、心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患を有する人、予防接種を受けて2日以内に発熱や全身の発疹などのアレルギー症状があった人、けいれんを起こしたことがある人、免疫不全と診断されている方や近親者に先天性免疫不全症の方がいる人、組換えRSウイルスワクチン(商品名アブリスボ)の成分に対してアレルギーを起こすおそれのある人等は接種に注意が必要です。

母子免疫ワクチンの効果

  有効性(妊娠24週から36週の妊婦を対象)
日齢0日~90日 日齢0日~180日
RSウイルス感染による医療受診を必要とした下気道感染症(肺炎、気管支炎等の感染症)の予防 6割程度の予防効果 5割程度の予防効果

RSウイルス感染による医療受診を必要とした重症下気道感染症(※)の予防

(※)医療機関への受診を要する気道感染症を有するRSウイルス検査陽性の乳児で、多呼吸、酸素飽和度93%未満、高流量鼻カニュラまたは人工呼吸器の装着・4時間を超えるICUへの収容または無反応・意識不明のいずれかに該当すると定義

8割程度の予防効果 7割程度の予防効果

 

ワクチンの安全性

ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。

また、ワクチン接種による妊娠高血圧症候群の発症リスクに関して、薬事承認において用いられた臨床試験では、妊娠高血圧症候群の発症リスクは増加しませんでした。海外における一部の報告では、妊娠高血圧症候群の発症リスクが増加したという報告もありますが、解釈に注意が必要であるとされています。

接種後に気になる症状を認めた場合は、接種した医療機関へお問い合わせください。

発現割合 主な副反応
10%以上 疼痛(40.6%)、頭痛(31.0%)、筋肉痛(26.5%)
10%未満 紅斑、腫脹
頻度不明 発疹、蕁麻疹
  • 上記表は、添付文書より厚生労働省にて作成したもの
  • 疼痛、紅斑、腫脹はワクチンを接種した部位の症状

接種費用

定期接種の対象の場合、無料

ただし、定期接種対象外の期間等に接種した場合、接種料金が必要となります。ご注意ください。

実施医療機関

赤穂市内(事前に予約が必要)

医療機関名 電話番号
赤穂中央病院 45-1111
おばた内科・糖尿病クリニック 55-9596
くぼかわ医院 42-2140
福田レディースクリニック 43-5357
渡辺内科小児科医院 42-3884

上郡町(事前に予約が必要)

医療機関名 電話番号
河原クリニック 57-2167
高嶺診療所 52-6369
半田産婦人科医院 52-1000
和順堂苔縄医院 52-5611

赤穂市外(上記の上郡町の医療機関を除く)

事情により赤穂市外の医療機関で予防接種を希望される際は、赤穂市からの接種依頼書が必要になりますので、事前に赤穂市保健センター(電話0791-46-8701)にお問い合わせください。なお、接種を希望される医療機関が兵庫県内の場合、兵庫県の広域的予防接種制度により、無料で接種していただける場合があります。(一部対応していない医療機関があります。)

接種時持参するもの

  • 本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証等)
  • 親子健康手帳

他のワクチンとの同時接種・接種間隔

医師が特に必要と認めた場合は、他のワクチンと同時接種が可能です。

ただし、海外の知見で、百日咳菌の防御抗原を含むワクチンとの同時接種で、百日咳菌の防御抗原に対する免疫応答が低下するとの報告があり、接種間隔等については医師と相談してください。

接種後の注意点

ワクチンの接種後30分程度は安静にしてください。また、体調に異常を感じた場合には、速やかに医師へ連絡してください。注射した部分は清潔に保つようにしてください。接種当日の入浴は問題ありません。当日の激しい運動は控えるようにしてください。

予防接種健康被害救済制度

予防接種は、感染症を予防するために重要なものですが、健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、副反応による健康被害をなくすことはできないことから、救済制度が設けられています。接種を受けたご本人及び出生した児が対象となります。制度の利用については、赤穂市保健センターへお問い合わせください。

その他

詳細については、厚生労働省ホームページ「RSウイルスワクチン」(外部サイトへリンク)をご覧ください。

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部保健センターすこやか係

兵庫県赤穂市南野中321

電話番号:0791-46-8701

ファックス番号:0791-46-8705