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更新日:2024年11月11日
令和5年度の市の財政状況は、歳入において、借換債の発行や投資的経費に伴う市債の増があったものの、畜産・酪農収益力強化整備等特別対策事業補助金等の県支出金の減や、新型コロナウイルスワクチン接種等に係る国庫支出金の減に加え、市債管理基金繰入金の皆減などから、歳入総額は減となりました。
一方歳出は、財政調整基金や赤穂ふるさとづくり基金などの積立金の減に加え、畜産・酪農収益力強化整備等特別対策事業の終了などにより、臨時的経費が大幅に減少し、歳出総額は減となりました。
また、財政構造の健全化を図るため、経費の一層の節減合理化を行うなど、簡素でより効率的な行財政運営に努めるとともに、「第9次赤穂市行政改革大綱【集中改革プラン】」に基づき、中長期的な視点に立った取組を行いました。
一般会計の決算収支は、歳入が233億9,717万円、歳出が229億7,639万円で、歳入・歳出の差額から翌年度に繰り越すこととなった財源を差し引いた実質収支は3億3,623万円となりました。
市の財政の状態を分析するうえで用いられる指数及び比率には、次のようなものがあります。
住みよいまちづくりを進めるために、道路や公園などの生活環境施設や、学校などの教育施設を積極的に整備していますが、単年度の市税等だけでは、これらの財源をまかないきれません。また、これらの事業効果は後年度にも及ぶものであり、後年度の世代との負担を均等にすることからも、必要な財源の一部を市債として借り入れ、後年度に市税等で償還(返済)しています。一般会計の状況は以下のとおりです。
(単位:千円)
4年度末現在高 | 5年度中増減 | 5年度末現在高 | |
---|---|---|---|
市債借入額 | 元金償還額 | ||
27,835,577 | 2,181,971 | 3,082,611 | 26,934,937 |
事業の推進、財源調達のために必要な資金を積立てて運用する基金等の状況は、次のとおりです。
債務負担行為とは、後年度において支出の義務を負う行為、例えば数年度にわたる工事を一括して契約することです。令和5年度末の状況は、次のとおりです。
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