ここから本文です。
更新日:2025年4月1日
令和7年度当初予算の編成にあたっては、「自然と歴史に育まれ笑顔と希望あふれる活力のあるまち」の実現に向けた施策を総合的かつ計画的に推進し、未来への投資が実りあるものとなるよう限られた財源の重点的・効率的配分に努めました。
本市の財政状況は、歳出面において、児童手当等の社会保障関係費のほか、人件費の増加などにより義務的経費が増嵩することに加え、物価高騰の影響、病院事業会計への継続的な支援及び最終年度を迎える大型投資事業など財政需要が伸びる一方、歳入面において、市税をはじめとした一般財源収入では、大きな伸びが期待できず、多額の基金を取り崩さざるを得ない厳しい財政環境に置かれています。
このような状況の中、経費の節減・合理化を図り、個々の事業における緊急性や必要性等を精査するとともに、赤穂ふるさとづくり寄付金や企業版赤穂ふるさとづくり寄付金をはじめ、ネーミングライツの推進など積極的な歳入の確保に努めながら、市民に寄り添った施策の実施に取り組み、笑顔と希望にあふれた魅力あるまちづくりを推し進めるための予算編成としました。
当初の予算規模は、一般会計では、25,590百万円、対前年度比2.7%の減で、特殊要因である借換債を除くと、対前年度比2.2%の減となりました。
また、一般会計に特別会計を加えた普通会計では、36,561百万円、対前年度比2.9%減、企業会計を加えた全会計では、55,011百万円、対前年度比1.4%減となりました。
令和7年度予算に盛り込んだ主な施策を、2030赤穂市総合計画における市政の4つの柱である「誰もが健やかに暮らせる安心と安全のまちづくり」「自然環境と都市環境とが調和した住みやすいまちづくり」「産業と地域資源を活かした魅力あふれるまちづくり」「歴史と文化が息づく人とコミュニティを育むまちづくり」に分けて整理すると、以下のとおりです。(主に新規・拡充事業を集計しています。)
地域福祉推進事業11,530千円
子ども・子育て支援事業445,337千円
障がい者支援事業76,580千円
高齢者支援事業47,202千円
社会保障推進事業238,678千円
健康づくり推進事業298,715千円
地域医療対策事業1,983,400千円
防災・強靭化対策事業61,110千円
消防・救急対策事業16,203千円
生活安全対策事業21,610千円
土地利用促進事業14,200千円
道路網構築・公共交通促進事業515,520千円
都市環境整備事業96,000千円
自然・生活環境保全事業2,394,433千円
住環境整備事業484,640千円
農業・漁業活性化事業181,659千円
産業振興・就労環境整備事業392,503千円
観光振興事業80,520千円
地域間交流推進事業42,620千円
移住・定住促進事業11,930千円
教育環境整備事業1,376,872千円
青少年育成推進事業1,112千円
生涯学習・スポーツ推進事業15,007千円
人権啓発・男女共同参画推進事業4,740千円
歴史文化・文化芸術活動振興事業271,460千円
コミュニティ活動活性化事業13,070千円
行財政運営事業613,111千円
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
お問い合わせ