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更新日:2011年9月1日

忠臣蔵寺子屋-第9回

第9回(2004年12月16日)

松平健の忠臣蔵(2)

テレビ朝日「忠臣蔵」ホームページへ

平成16年10月18日から12月13日まで毎月曜日の9回、テレビ朝日系で「忠臣蔵」が放映されました。
「忠臣蔵寺子屋」第5回松平健の忠臣蔵(1)でドラマの中に「仮名手本忠臣蔵」を盛り込んでいると申しあげました。
今までの忠臣蔵劇と違った点は、「仮名手本忠臣蔵」の加古川本蔵一家が登場したことでした。

仮名手本忠臣蔵の加古川本蔵

「仮名手本忠臣蔵」三段目の殿中刃傷で塩冶判官(えんや・はんがん)を抱きとめたのが、加古川本蔵です。
八段目「道行旅路の嫁入(みちゆき・たびじのよめいり)」は、本蔵の妻戸無瀬(となせ)が娘小浪(こなみ)を伴って大星力弥(おおぼし・りきや)の住む山科へ向かう道中での母子の姿を描いた舞踊劇です。
九段目「山科閑居」では、小浪は花嫁姿で母戸無瀬に伴われ、大星一家の住む山科の閑居を訪れます。力弥との許婚(いいなづけ)の約束を果たしてもらおうと由良之助の妻お石(おいし)へ掛け合いますが、聞き入れてもらえません。お石からとうとう婿(むこ)力弥への引出物に本蔵の首を所望すると言われ、途方にくれます。そこへ本蔵が虚無僧(こむそう)姿で現れ、力弥を無理に怒らせ、その繰り出す槍を自ら受ける形で落命します。土産として高師直(こうの・もろなお)邸の絵図面を渡し、小浪は一夜だけ力弥の妻になるというのがその粗筋(あらすじ)です。

松平健の忠臣蔵の加古川本蔵

今回のドラマでは、加古川本蔵がどのような形で死ぬのか、どう決着をつけるのか興味がありました。結局、大石内蔵助が吉良側の刺客に襲われたとき、内蔵助を救おうとして斬られてしまうという筋書きでうまく落着させています。しかも大石主税と小浪は夫婦になれました。実にうまく「仮名手本忠臣蔵」を盛り込んだもので、事実でありません。

忠臣蔵劇のパターン化

これまで映画やテレビドラマで何回となく見た「忠臣蔵」では、まず、浅野内匠頭は、吉良上野介への進物が少なかったことから怒りを買い、屏風のこと、料理のこと、畳替えのこと、服装のこと、出迎えの場所のこと、などいろいろあって、堪忍袋の緒が切れてとうとう殿中での刃傷事件を起こしてしまいます。

また、岡野金右衛門の絵図面取り、大石と垣見五郎兵衛本人との対決、赤垣源蔵徳利の別れ、瑤泉院との別れ、そして討入り、など大体パターン化しています。やはり主軸は大石内蔵助であること。この事件に関係する人は大勢いますから、映画やテレビドラマをつくる時は登場人物の役どころを少し替えたり、視点を他の作品とは替えてみようという工夫をされることは否めないことですが、今回の寺坂吉右衛門が大石内蔵助の家来という設定(実際は吉田忠左衛門組の足軽)にはどうしても違和を感じるという方がいるかもしれません。定着したパターンの方が見る方にとっては、安心して見ていられるという面もあるかと思います。

松平健さんの大石内蔵助は、画面からはみ出さんばかりの迫力ある演技で、垣見五郎兵衛との対決や討入り姿は見ものでした。念願の内蔵助役にその渾身の力を注がれ、毎回の堂々たる演技に賞讃の拍手を贈りたいと思います。

歌川国貞(2)画「仮名手本忠臣蔵八段目」

歌川国貞(2)画「仮名手本忠臣蔵九段目」

この文を書いた人(文責)
矢野圭吾(赤穂市教育委員会)

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