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更新日:2025年11月1日

冬の入浴時「ヒートショック」にご注意ください!

暖かい部屋や寒い部屋から移動した時、急激な温度変化によって血圧が大きく上下し失神や不整脈を起こしたり、場合によっては命を落としてしまうことがあります。

この現象を「ヒートショック」と呼び、気温が低くなるこれからの季節は特に注意が必要です。

高齢者や、高血圧、糖尿病、脂質異常症など持病がある方は血圧の変化が起こりやすいので、より注意が必要です。

「ヒートショック」についての正しい知識を身につけ、寒い季節を乗り切りましょう。

【脱衣所や浴室などでの救急発生状況】

令和6年度中に市内で発生した救急要請のうち、ヒートショックが疑われる事案は14件ありました。そのうち、救急隊が到着し傷病者と接触した時点で、約3割にあたる5名の方が心肺停止などの深刻な状態となっていました。発生時期はいずれも11月から3月の冬季で、傷病者の9割以上が65歳以上の高齢者でした。

【ヒートショック予防の6カ条】

  1. 入浴前に脱衣所、浴室などを暖めましょう。
  2. お風呂の温度は41度以下、入浴時間は10分以内を目安にしましょう。
  3. 浴槽で急に立ち上がらないようにしましょう。
  4. 入浴前の飲酒は避けましょう。
  5. 入浴前後にコップ一杯程度の水分をとりましょう。
  6. 入浴する前には家族に一声かけて、家族の方は入浴中に時々声を掛けましょう。

お問い合わせ

所属課室:消防本部救急課 

赤穂市加里屋1120番地120

電話番号:0791-43-6884

ファックス番号:0791-45-0119